ローラ、少女から大人へ
ローラはかねてから希望していた教師の道へ進みます。
初めて家を離れて下宿生活です。
始めは生徒たちもいうことを聞いてくれません。おまけに
下宿先は本当に陰鬱な家でした。
そんな中で唯一の楽しみが金曜日に我が家へ帰ることでした。
金曜日にはアルマンゾが学校まで迎えに来てくれるのです。
そんな経緯があって、教師の務めが終わってもローラは
アルマンゾとたびたび出かけるようになります。
教師として自分を律したり、仕事を持ち責任を負うことで
ローラは大人へと成長していきます。
そしてアルマンゾとの恋。
読みどころが一杯の作品です。
ローラと一緒にどきどき
ローラと、生涯の伴侶となるアルマンゾの結婚するまでのお付き合いの話です。テレビ、電話、映画などの娯楽は当然のことながら全然ない時代、どういう風に二人はデートを重ねたのか。教師としてのローラが自分より年上の「生徒」にどういう風に教えたのか。楽しいツボが一杯です。 ローラがイライザにやきもちを焼くところ、アルマンゾが誤解を解こうと一生懸命になるところは、時代は変わっても人の心は同じだと嬉しくなります。自分の花嫁衣裳を作るのに、その頃ようやく西部にも出回ってきたミシンを使うところなど、興味深いです。どれだけ驚きをもって受け入れられたかがうかがい知れます。 青春ってまさにこういうことを言うんだなーと、読後にさわやかな気持ちになること請け合いです。今青春の人も、もう終わったと思っている人も、心が温かくなる一冊ですよ。
職業婦人になったローラ
ローラの結婚までの物語です。 教師になり子どもへの対応に苦労したり、冷えきった家族関係というものをはじめて垣間見たり、ネリーとの恋のさやあてがあったり、(私はここが面白かった)結婚するまでの間にもいろんな事がおこります。 明るく働き者のローラの姿は楽しい読書の時間をくれます。 大きな森の小さな家から読んでくるとより面白いですよ。
『この楽しき日々』英語版
おなじみ、ローラ・インガルス・ワイルダーのLittle House シリーズので 最もロマンティックな作品と言えるでしょうか。ローラが初めて家族から離れ、独り立ちして行く様子、教師としてのキャリアを積む意欲、大人になった、メアリーとの友情とも呼べる姉妹愛、そしてアルマンゾとの結婚へ至る恋愛の経緯などが彼女独特の鮮やかな文体で綴られていて、シリーズの続きとしてだけではなく、Little Houseシリーズをご存知のない方にも楽しめる一冊ではないでしょうか。
岩波書店
大草原の小さな町―ローラ物語〈2〉 (岩波少年文庫) はじめの四年間 (岩波少年文庫―ローラ物語) 長い冬 (岩波少年文庫 (515)) わが家への道―ローラの旅日記 (岩波少年文庫―ローラ物語) 農場の少年―インガルス一家の物語〈5〉 (福音館文庫)
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