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世界史的諸考察
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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謙虚な歴史化の静かな熱意
おそらくこの本は、最初のところにあるヘーゲル批判、歴史哲学批判が有名だろう。
「歴史哲学は一つの半人半馬(ケンタウルス)で、形容において矛盾を犯すものといえる。なぜならば歴史とはすべての並列を許すことで、それは非哲学的であり、哲学は序列をつけることで、それは非歴史的だからである」(p8)
そして彼は進歩史観といった「計画的な世界」を否定する。彼は未来を知りえないものだとし、歴史に謙虚であるようにする。彼の「歴史は人生の教師」という考え方はまさにそこであろう。
そのため、この本ではどういう力によって歴史が動かされてきたか、の考察を深く行う。彼は主な原動力に「国家」「宗教」「文化」の3つを挙げ、その相互の影響を論じあげる。そして、危機はいかに引き起こされるかを分析する。
進歩史観の終焉した現代に、ブルクハルトは読み直されていいのではないかと思う
二玄社
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